パチンカー諸君！！
私が携わっている革命はパチンコ全勝革命だけにとどまらない。
私はIT革命にも重要な役割を果たしている。このサイトを購読するためにコンピューターを購入した、という人々の存在がその最たる証明だ。こういった形で私はインターネットの普及に絶大なる貢献を成し遂げているのである。
政府による金銭的支援などよりも、本紙のような有意義な情報が数多く配信されることの方が、IT革命推進の上ではるかに有効である。国家権力による革命など、とんだ茶番もいいところだ。
パチンコ全勝革命とIT革命に同時に寄与する『パチンコ全勝新聞』こそ、新世紀の最重要コンテンツだ！！
 画・永田幸子
9月6日（水）
丸出しナース
数多くのシマを視察の末、めちゃイケナースに陣を張る。最初の1000円で34回転。へなちょこナースなど木っ端みじんだ。
合計投資27000円と嵩んだものの、2連チャンから19回転で4連チャン。さらに100数十回転で2連チャン。すでに敵は虫の息。
そこから555回転で3連チャン。尻も乳も丸出しで逃げまどうナースにとどめの4連チャンを浴びせて完全に勝負あり。
15回の当たりで単発なし。終わってみれば、ナース一糸もまとわず丸裸。
＋35750
9月7日（木）
吹けども飛ばず
「王将」「金将」「銀将」はいいとして、「一将」「二将」とは何事か。CRコマ道楽は将棋を一度も指したことのない者が作ったに違いない。
将棋は地球上でもっとも勝負の厳しいゲームのひとつだ。その精神を学ぶことは、革命家にとって無駄ではない。私も修行に励んだものだ。将棋を通じて読みと判断の力を養ったことが今に生きている。
私は素早くしかも深い釘読みで、コマ道楽の1台を選択する。結果的には、その1台からまったく移動することなく勝ちきった。これこそ理想のパチンコだ。
最初の当たりが150回転ほどで4連チャン。140回転ほどで2連チャン。単発をはさんで2連チャン。ここまで800回転くらい。
次が2連チャン。その次が4連チャン。大当たり14回で単発1回。ここまでハマりなし。ほぼ100回転前後で当たり続ける。
470回転で2箱打ち込んだところで、コマ道楽が突然投了。即座にやめたのは敗者へのいたわり。
＋45500
9月8日（金）
復活の爆裂
開店と同時に一直線にコマ道楽へ。イベント台を押さえる。ほかの多くの同胞達は新台方面へ向かった模様。もちろん、店側が力を入れている新台に多くの勢力が注がれるのは自然な流れ。私があえて手薄な地点の守りにつくのは戦局全体を見通しているからこそ。
5500円分の玉で150回回したところで最初の当たり。2連チャン。40回転で次がまた2連チャン。順調。最近のこの店のイベント台は、立ち上がりが早い。そして、最初の小爆発が一段落したところで、深い深いハマリが始まる、というのが決まったパターン。毎回仕込んだようにそうなってきた。
まさに今日もその路線。850回転で3箱あった玉を全部呑まれ、さらに3枚の買い足しで200回転。合計1050回のハマリでようやく単発。
こんな時だろう、同胞諸君が店のトイレに痛烈な落書きをするのは。それもまたよし、れっきとした革命活動だ。ただし店長や台を口汚くののしるだけでは大したダメージは与えられない。どうせなら世界的に有名になるほどの名落書きを目指すことだ。
さて、私はといえば、このハマリはあらかじめ予想していたもの、トイレの落書きで店長のカツラ疑惑を暴いたり店長夫人の体重を暴いたり店長の息子のテストの点を暴いたりといったこともせず、平然と事実を受け入れ、台のガラスに鼻糞や本糞や店長のカツラをなすりつけるといったこともしなかった。
ここから私は復活する。20回転で確変を引き、5連チャン。ほどなく2連チャン、3連チャン。まったくの0から8箱にまで一気に駆け上がる。
ハマリで腐らず、誰も恨まず、客観的に事実を受け入れたが故の勝利。
＋40500
9月21日（木）
冒険そして安定
毎週木曜日のイベント。イベントの多い店だと、どのイベントが本物か、ということを見抜くのも重要だ。この木曜日のイベントは、最近始まったのだが、あまり期待できるものではなかった。だからこの日もそう大きなものを望んでいたわけではない。
店に着いてみると、すでに開店後。しかも「お宝」札の付いた台がシマに1、2台ずつ。
ここであわてふためくようであっては革命の成就などおぼつかない。鷹揚な歩みでシマを巡る。お宝探検隊のお宝台を打っている、犬を連れた貴婦人に会釈をする。じゃれついてくる犬に、「ご主人様には内緒だぞ」と、たまたま持ち合わせていた松阪牛を一切れそっと与える。犬も立派な同胞、ここ一番では頼りになる。
カニえもんに一台、画面表示のおかしな台を発見する。デモ画面が何重にもなっている。ふと好奇心がわき上がり、打ってみる。回り始めると画面が真っ黒に。音だけで回っていることがわかる。リーチもちゃんと掛かる。しかし、画面が見えないことには何かと不都合だ。名残を惜しみつつ移動する。いろいろなことがある日だ。すでにちょっとした冒険気分だ。
角の正常なカニえもん。20回転で当たる。3連チャン。スルーの釘に何があり、確変中に玉が減る。
その3連チャン目の終わりは、「3」からの再抽選で「ざんねん」になったものだ。3で当たったのに通常の当たりとは、多くの同胞達が怒りを覚えたことだろう。さすがにここは私も怒るべきだと息を吸い込んだ刹那、先ほどの犬が猛然と台に吠えかかる。恩義を忘れてはいなかった。
それに恐れをなしたか、次の当たりも早く、48回転目。3連チャン。4箱半。勝負あった。
570回のハマリで2連チャン。2箱呑まれて終了。
終盤もつれたものの、単発なしが効いて押し切る。冒険と安定の相半ばした日。
＋7750
9月14日 寿司屋の修行は革命家の修行と同じくらい厳しいものだろう。
9月18日 将棋の修行は革命家の修行と同じくらい厳しいものだろう。
9月19日 お宝探検隊の修行は、おそらく革命家の修行よりは甘いものだろう。
9月22日 私の主戦場でもiモードによる情報提供が行われているらしい。そんな時代にお宝探検隊の英字モードを追う。
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