パチンコ全勝新聞

第3号

2000年4月14日発行

坂本タクマの大活躍を読むことができる『パチンカーワールド』誌は
毎月14日発売。奇しくも本紙『パチンコ全勝新聞』と同じである。

超全勝突撃宣言!!!

突撃ー!!!!同胞パチンカー諸君!!
革命の日は近い!!近いと言ったら近いのだ!!!

同胞永田敦君から届いた熱い画像を見よ!!突撃精神で出して出して出して全勝して驀進して突撃して出して全勝しろ!!!!!!

3月2日(木)
燃え上がるガンダム
 難敵CR・SDガンダムSに相対する。1機で戦況を一変させるインパクト。白い脅威。それがガンダムだ。
 9000円使いで最初の当たりが「7」。そして4連チャン。さらに70回転で2連チャン。食いつきにはやや手こずるが、出始まってしまえば優勢を築くのにそう時間はかからない。
 ここからガンダムも粘りを見せ、560回転で2箱呑むが、スポーツニュース風に言うなら「反撃もそこまで」。とっておきの切り札「ハマリやめ」で見事に逃げ切る。
+4000。

3月15日(水)
牛若瞬殺
 戦士にも休養は必要だ。カリブの孤島で1週間ばかり英気を養い、今日から戦線復帰。
 私の主戦場である店はしょっちゅう新台を入れる。私がカリブでささやかなバカンスを満喫している間に、CR牛若外伝FL3なる台が入っていた。果たしてこの私の敵たりうるものか。
 牛若外伝、朝一で取りかかってみると1000円で30回をやや切るくらいの回り。パチンコの醍醐味は、この、朝一で勝ちが確定の台を探り当てる瞬間に集約される。私ほどの練達になれば、釘が開いているのを見たときにもっとも多量の脳汁が流れる。大当たりや連チャンはいわば約束された予定のコースでしかない。
 5000円分の玉で4連チャンを引き当てる。その確変が終わった直後、保留玉1個目で再び当たる。これぞカリブパワー。
 単発が2回続いたあと3連チャン。牛若、与しやすし。
+36750

3月18日(土)
ガンダム最終決戦
 朝7時15分前に並び、18番の整理券を得る。
 土曜のイベント日とあって、同胞パチンカーの数は相当なものだ。整理券で先に入店してもうかうかしていられない。「お宝」札の台を求めてシマからシマへ駆けずり回り、開戦時間直前になってようやくガンダムを押さえる。
 さてガンダム。打ち始めてわずか1000円分の玉で「逆転リーチ」の当たり。確変で2連チャン。難敵を相手になかなかの滑り出し。200回転台で単発、そして3連チャン。ここまでは完勝ペース。
 しかしここでハマる。790回で単発。さすがはガンダム。敵ながらあっぱれな奮戦ぶり。あわや大逆転か。
 慌てず騒がず、250回で4連チャン。4箱弱までもどす。健闘をたたえる意味で2箱ほどくれてやってから帰還。
+10500

3月1日 連邦軍はガンダムを投入。我が軍はそれにまったくひるむことなく応戦。データを蓄積する。大戦果といってよいほどに。
3月3日 1000回ハマリを回避するために999回ハマったところでやめる。戦術的には完全な勝利。
3月7日 ゴーストGPはすでに終わっている。私が自ら引導を渡してやった。決して私が渡されたのではない。
3月17日 何か嫌な視線を感じる。私は確かに見られている。あまりに全勝なため、誰かの陰謀が進行中なのかも知れない。

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