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 立て！！同胞パチンカー諸君！！
勝利することがパチンコの目的ではない。パチンコには勝利以外有り得ないのだ！！
2月3日(木)
妹も攻略
CRF・ゴーストGP。姉妹機SPをすでに攻略した私にとって、もはや敵ではない。しかも「お宝」札の台だ。これほど予告された勝利はない。
2枚目のパッキーを2500円分残して当たり。3連続単発絵柄、さらに500回のハマリで全玉飲み込むという抵抗に遭うが所詮は蟷螂の斧。
4回目、確変絵柄を引くも77回の制限回転数以内には当たらず。しかし、確変終了後2回転で当たってまた確変。これも連チャンはしないが、終了後上皿の玉がなくなるはるか手前で6回目スタート。確固たるベースキャンプを築き、後は敵の殲滅を目指すのみ。
7、8、9回目の3連チャンが急所の一撃。浮き足だったゴーストどもに早い当たりで引導を渡す。
13回当たって3連チャンが1回、後は単発。これは武士の情けというもの。
＋27750
2月4日(金)
謀略看破
ゴーストGP。確変が77回で終了してしまうという恐ろしくも姑息な罠を仕掛けてくる。それを突破できたもののみが勝利の栄光を手にすることができる。
今日のゴーストGPは77回の罠のほかにも罠を用意していた。釘が開いていると思った台が、実はとんでもないボッタクリ台だった。道釘でボロボロ玉がこぼれるのだ。その調整は非常に巧妙で、百戦錬磨のこの私の目をも欺くものだった。気付いたときには同胞パチンカー諸君によって他の台は占拠されており、身動きならない状態だった。
しかしこれよりずっと卑劣で高度な陰謀をいくつも打破してきた。小手先だけで私を倒すことなど不可能なのだ。
投資は嵩んだものの最初の当たりが｢7｣。77回制限もくぐり抜けて2連チャン。言わないことではない。
その後4箱弱まで玉を増やすが、もともと出来の悪い台、大爆発は望めない。暗闇に退路を断たれる前に退き。
＋4500
2月7日(月)
ハマリ際の魔術師
今日もゴーストGP。攻略の困難さから、だんだんとこれを打とうという同胞も減ってきている。その困難にあえて挑戦する孤高の戦士だ。
1枚目のパッキーで当たりを引く。1000円当たり37回転ほど。これが本物なら数万発の出玉も夢ではないが、伏兵はどこに潜んでいるかわからない。この最初の当たりが3連チャン、まずは順調な滑り出し。矢継ぎ早に7回目まで。
その後、変調の兆し。最初は回っていたのに徐々に回らなくなる、という現象は、この私でさえ御しがたい。現代の戦闘に於いてもっとも危険な状況のひとつだ。肝腎なのは、いかにそれを早期に発見するか、だ。
私は野獣の鋭敏さで、常人には感知しえないごく小さな兆候を捕らえた。そうなれば決断と迅速な行動あるのみ。周りの同胞達には、私があたかもデビッド・カッパーフィールドのようにこの世から消えた、と映ったことだろう。
＋15250
2月8日(火)
1000回に屈せず
この時期、午前7時といえば朝日も凍る極寒の世界だ。私の愛車ヤマハJOGも、ウインカーのスイッチが凍りついていた。それでも私は行かなければならない。イベントの整理券を取るために。
1度もウインカーを点滅することなく店の前に着くと、すでに20人ほどの同胞パチンカー達の列。なんという闘志。この気迫で我々が一致団結すれば、必ずや敵を赤字に追い込むことができるはずだ。21番の整理券を得て一旦帰還。
2時間後、開店時間に再び店の前へ。決戦を前にアドレナリン全開でいきりたつ数十人の同胞達の脇を抜け、整理券特権で先に入場、堂々たる足取りで｢お宝｣台を占領する。機種はまたしてもゴーストGP。最近の得意機種で勝負するからには、絶対の確実の完璧の勝利の予約済み。
ゴーストGPでは、これまで3連チャンが最高。台の基本性能からすれば、この辺りが限界とも思われた。しかしこの日、前人未踏、空前絶後の4連チャン。私の偉業の歴史に、またひとつ金字塔が加わった。
魔の手が忍び寄るのはこうした絶頂のときだ。1000回ハマリ。この私にして、こういう不運がある。それでも負けないのが強さと言うもの。
＋1250円。
2月10日(木)
海百景、玉万発
パチンコに天才なし。技術はすべて学習と経験で身につける。それはこの私とて同じ。先日の1000回ハマリはまさに学習の絶好機。私は誓う。今後2度と1000回ハマリはしないと。
CR海百景V。12000円使って2連チャン。140回転、40回転で単発2回。260回で3連チャン。ほぼ勝ちが決まる。
14回ヘソに入れたところで2連チャン。次が20回転で2連チャン。56回で単発。合計13回の当たり。
そこから1箱と少し打ち込む間に300回転。ここを逃せば引き時を失う。学習の成果を発揮するとき。
＋35000
2月16日(水)
本命チョコを奪取せよ！！(1)
前日の偵察により、｢バレンタイン・ウイーク｣なるイベントを催している店を発見。そのとき見たところによれば確かに札の立っている台は釘が開いていた。しかもヘソが誰にでもわかるレベルで広がっている。本日はそれを狙うことにする。一方、いつもの店も12時新装。もしイベントが思ったほどでなければそちらに移動することにする。両天秤作戦だ。
｢チョコレート台｣なるイベント台がいったいどれなのか、開店直後にはわからなかった。昨日は確かに旗が立っていたのだが、今日はない。半分12時新装に気持ちが傾きつつ釘を見て回ると、マジカルランプのシマに信じられないくらいヘソの開いた台がある。打ってみると2000円で63回。続行を決定する。
3000円で初当たりを引いた後は順調に出まくり。｢チョコレート台」の札は開店1時間後に付けられた。そういうシステムだったのだ。とはいえ、釘を見ればどれがそれかは一目瞭然。ところが実に嘆かわしいことに、釘を見て台を選ぶ同胞がほとんどいない。札が付けられてからバタバタと動いている。それでもなお間に合っている。ああ、なんということだ。
あえて声を大にして言おう。同胞諸君、レベルを上げよ！！
＋44500
2月17日(木)
本命チョコを奪取せよ！！(2)
今日も昨日と同様｢バレンタイン・ウイーク｣。釘を見ようとする同胞がいないのも昨日と同様。なおかつ、マジカルランプのシマは昨日と同じ台が開いている。
このイベント、一言で言えば｢失敗｣だ。敵の失敗に乗じて攻めるは戦の常道。マジカルランプ特有の奇妙なハマリにやられはしたが、勝ちは動かない。
＋13500
2月18日(金)
本命チョコを奪取せよ！！(3)
｢バレンタイン・ウイーク｣最終日。ほかのシマのことは知らないが、マジカルランプは今日もまったく昨日までと同じ。釘を開けている台も同じ。まるで見当違いの台を山勘だけで打っている同胞諸君の顔ぶれも同じ。
さすがの私も、これでまた大勝したら若干の味の悪さを感じるところ。しかしそうはならず、ややほっとした。
＋4750
2月2日 新台CR海百景Vのハンドルの具合を試す。やはり西陣のハンドルは堅くてよい。
2月14日 国民の祝日、聖バレンタインデーにつき、戦闘は程々にする。
2月15日 完全に気配を消し、敵にまったく気付かれることなく偵察。翌日からの大躍進につながる貴重な情報を得る。
2月28日 適地の地雷原に入り込むも自力で脱出。1、2発故意に爆破。同胞のために道を開いた。
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