昨日の地震にはやや驚いた。
もっとも、宮城県人の多くは震度5程度の地震には慣れている。
坂本タクマも特に鼓動が速くなるようなこともなかった。
坂本タクマの娘も、坂本タクマの腕の中で泣きもせず平然としていた。

坂本タクマの家で被害と言えるのはこけしが倒れたことくらいで、様々な物がうず高く積まれた坂本タクマの部屋でさえなにも崩れなかった。

こけしと言えば、こけし職人の家でこけしが大量に倒れて売り物にならなくなり、20〜30万円の被害が出たとテレビが伝えていた。
そのあとに、とある小学生が、学校から借りたCDプレーヤーか何かが倒れたこけしによって破損したと言っていた。

宮城県人にとって、こけし問題こそが地震対策の要だ。
こけしを固定、もしくはだるまなどに置き換えるなどの備えをすることを何よりも優先せねばならない。

2005/8/17