正月はずっと寝ており起きているわずかな時間はほとんど酒を飲んで過ごしていたというのはまったくのウソであり坂本タクマは年末年始もほぼ切れ目なく仕事をしていたのはとりもなおさず時間の使い分けができないからだとは何だ!!
今年もまた年賀状を書こうかどうしようか、実に微妙な時期になってしまった。

曙はアジャ・コングのようであり小林幸子のぐるぐる衣装を見ていたら具合が悪くなりもう少しでゲロを吐くことができそうだった。

大した年頭の言葉もあったもんだが今年もよろしく。

2004/1/5

8日放送のフジテレビ『白い巨塔』にコミックバンチの『屈辱er大河原上』のページが一瞬映った、との報告を読者の方からいただいた。
坂本タクマはその時間地上波の裏番組やCSの株番組を見ていたため、本当かどうか確かなことは言えない。
従って
「屈辱er大河原上、フジテレビ系列で絶賛放映中!!」
と宣伝するのは時期尚早と判断する。

もし本当だったとして、報告がたったのメール1件とは。
いくらほんの一瞬だったとはいえ、2、3時間電話が鳴りっぱなしくらいのことはあってもいいのではないか。
もしかして白い巨塔か屈辱er大河原上のどちらかが著しく無名なのか。

自分も見た、という方がいらっしゃったら知らせていただけると坂本タクマは喜ぶだろう。

それにしてもこの話、今まさに執筆中の屈辱erのネタと奇妙な一致を見せているのだ。
どういうことかは数週間後のコミックバンチを読めばわかるだろう。

2004/1/9

放送から一週間、屈辱er大河原上のページが一瞬映ったという「白い巨塔」に関して様々な情報が寄せられた。

・屈辱erが映ったあと、コミックバンチはボロボロにされた。
・コミックバンチが画面に登場したのは、ドラマの原作が新潮社より出版されていることと無関係ではないらしい。
・バンチを読んでいた俳優は中村雅俊の息子。

新聞によると、あの2時間スペシャルの視聴率は関東地区で25.5％という高いものだった。
それに大河原上がどの程度寄与したかは定かではないが。

で、今日始めて見てみたわけだ、白い巨塔を。
ひどく重い話ではないか。
ゲロに関する調査を行って多少なりとも医学界に貢献できたなどと思っていた自分が恥ずかしい。
これのどこに屈辱er大河原上の入り込む余地があるというのか。
いったいどんな演出意図が。
ビデオを見るのが楽しみだ。

2004/1/15

見た。
8日放送の白い巨塔のビデオ。
確かに屈辱er大河原上は映っていた。
3秒とはなかったが思っていたよりは長い時間だった。
しかし、知らずに見たらおそらく見逃していただろう。
最近は画面を注視しながらテレビを見ることはほとんどなくなった。

医療ミスの被害者の息子が大笑いするのは、バンチを読んでなのか医者の言葉を聞いてなのか。
そこのところを曖昧にするという心憎い演出だ。
話に引き込まれ、自分の作品が高視聴率番組に映ったという感動などはすぐにどこかへ行った。
第1部を見ていないことが悔やまれる。
本屋に走り文庫本の裏表紙であらすじを確認したものだ。

なお、件の息子は合計3シーンほどで漫画を読んでいた。
最も悲しい場面でさえ読んでおり、それが悲しさをよりいっそう際だたせる効果を生んでいる。
単に協力出版社に対する配慮にとどまらず、漫画が重要な小道具になっているのだ。
深刻な漫画よりはふざけた漫画のほうが効果的であり、そういった意味であの場面で屈辱erが使われたのには十分な理由がある。
ふざけた漫画とは何だ！！

2004/1/26