自慢のようになってしまうのだが、坂本タクマは眼球に注射をされたことがある。
詳しい病名は忘れたが、目が炎症を起こしたのだ。
よくなってはまたぶり返し、といった感じで、都合2、3年病院に通った。
2、3度、眼に注射針を刺された。
えらいことのようだが、どうということはなかった。
別に自慢ではない。

さて。
耳毛というのは治療できるのだろうか。

2001/9/8

大変なことになった。
この事件が世界に及ぼす影響など、まったく読めない。
どうしたらいいかわからないので、坂本タクマは通常の業務を続行する。

2001/9/11

戦争の準備が着々と進められているらしい。
どこから招集がかかろうとも坂本タクマは戦闘にはいっさい参加しないことをここに表明する。
通常の業務を最優先することをもって世界平和への願いを表現する。

2001/9/17

インターネットに繋がってちょうど3年、坂本タクマのところにもとうとうウイルス付きのメールが来た。
ついさっきのことだ。
話題のSircamというやつだ。
ウイルス検知ソフトによって除去されたので実害はなかったが。

ウイルスなどと生物になぞらえてわかりやすくしているが、もともとは人の悪意や害意が生んだ生産物だ。
いったい何のためにそんなプログラムを書くのか理解に苦しむ。
もし本当にそのプログラムによってコンピューター社会が破壊されてしまったら、それを作った本人だっておまんまの食い上げになる可能性大なのではないか。

話は変わるが、経済というものも自然現象のように感じている人が多いが、もとはと言えば人間の行動や心理が寄り集まったものだ。
今、坂本タクマが痛切に訴えたいのは、

「売るな！！！」

ということだ。
いや、ほんとにたまらん。

2001/9/18

ここのところ偽札が出回っているというニュースを聞くが、坂本タクマはただの1度も偽札をつかんだことがない。
一方、2000円札は出始めのころに1度手にしただけで以後まったくお目にかかっていない。

2000円札を手にした回数と偽札を手にした回数は1回しか違わない。
ここから推論されるのは、世の中に出回っている量は2000円札も偽札もほぼ同じくらい、ということだ。
いや、報道のされ具合から、偽札の方が2000円札より多く流通しているものと思われる。
偽札発見のニュースばかりで2000円札発見のニュースは一向に聞かない。

2001/9/27

坂本タクマはキーボードにお茶をこぼした。
そんなときのためにとずっとビニール製のカバーをつけていたのだが、ボロくなったので先日外したところだった。
もろにキーボードの調子がおかしくなった。

テキストエディターを立ち上げると、何もしないのに

8888888888888888888

と、どんどん書かれていってしまう。
怖い。
ああ怖い。
しばらくすると収まるのだが。

それにしてもなぜ8なのだろう。
原か。
原の現役時代の背番号なのか。
何か来年のことを暗示しているのか。
怖い。
ああ怖い。

2001/9/29