興味の次の段階として、好感や愛着を坂本タクマに対して抱いていただければ幸いだ。
坂本タクマごときに笑わされるのは屈辱だ、などと思う必要は全くないことに気付いていただきたい。

坂本タクマで笑ってきた人々が確実にいる、ということを知っただけでも不安や孤独から開放されるに違いない。
ギガモトはその助けになることを坂本タクマは約束する。

2001/7/3

もはやギガモトの更新が滞りがちなのは疑う余地がないようだ。
しかし坂本タクマはもっとどえらいものが滞りがちであり、そういった事情をお酌み取りいただければ幸いだ。

2001/7/9

坂本タクマは歯が折れた。
煎餅をかじったとき、スチャラピーンという轟音とともにぶっ欠けた。
ギザギザの歯に舌がこすれて痛い。
まともにものが食えない。

こういうことは以前にもあった。
ガムを噛んでいるときだった。
ガムの粘着力によって、弱っていた歯がたまらず分断されたのだ。
そのガムが歯を丈夫にするというキシリトールガムだったから皮肉だ。
アメリカだったら完全に訴訟沙汰だ。

それから以後も懲りずにキシリトールガムを噛み続けているのだが今回のような事態が起こってしまった。
アメリカだったら完全に訴訟沙汰だ。
懲罰的賠償金100億だ。

2001/7/15

坂本タクマは承認されていない遺伝子組み替え食品を食べてしまったようだ。

スナック菓子など滅多に買わないのだが、ごくたまに「ジャガイモの揚げたの」が無性に食いたくなるのだ。
コンビニで目に付くところにどーんと積んであったそのイモ製品を買ったのだ。
短めの筒に入ったやつだ。
もちろんすぐ食ったのだ。
ああいう菓子はあっという間に食うような構造になっているのだ。

そこにニュースだ。
「プ」で始まるそいつが国内では承認されていない遺伝子組み替えジャガイモを使っていた、というので自主回収だと。

自主回収は大いに結構だがもう食っちゃった人はどうすればいいのだ。
ていうかどうすればいいんですか。
オエってすればもってってくれんですか。
今オエってしてももうないと思うんだけど。

アメリカだったら完全に訴訟沙汰だ。
ていうかアメリカでは承認されてるから訴訟にはならない。
ていうか歯が折れたのもその遺伝子組み替えのせいだと思う。

2001/7/18

選挙だったらしい。
坂本タクマはもちろん投票しなかった。
投票率もパッとしなかったという。
いい世の中になってきた。

政治への関心が高まっていると言われながらも投票率が下がったことには理由がある。
選挙制度がなんだかわからないのだ。
投票場へ行っても何を書けばいいのよくかわからない。
基準がひとつでないので、とまどってしまう。
どうやったら小泉に投票できるのか、誰にもわからない。

今年のセリーグに似ている。
順位の決め方がもうひとつはっきりしない。
見ていても熱くなれない。
どうなったら優勝確定なのだ。
どうしたら優勝できるのだ。
プロレスラーをスカウトすればいいのか。

2001/7/30