「個性的」とか「味がある」とかそういった言葉はなるべく使わないほうがいいと思われる。
特に「個性的」というタームに対してはカチンときたりぐさっと来たりする場合があると言われている。
努力してそうなったわけではない、というのがその理由だ。
料理人として一流の腕を持っているのにハンサムである点ばかりに注目されるのは心外だ、というのと同じだ。

「面白い」というほめ方はアリではあるが、ただ単に当たり前のことをいっているのに過ぎないのであり、それほどほめたことにはならない。
郵便ポストに「赤いですね」といったところで大して喜びはしないだろう。

「結構好き」というのはほとんど禁句と言っていいだろう。
これを言っていいのはかなりのランクの人間だけだ。

そうなるとほめようがない、ほめるところがない、と大半の人が思うかも知れない。
それでは解答例を示す。

「最近割と金遣いが荒いよね」

今のところこれ以上のものは思いつかない。

2001/6/4

製品情報でも書いたが、『ぶんぶんレジデンス』の在庫が切れた模様だ。
めでたくもあり、めでたくもなし、といったところだ。

というわけで、坂本タクマに関してはこれをもって「第一期〆切」とさせていただく。
今日から後に坂本タクマを知った人々は「第二期」に振り分けられることをご了承願いたい。

「第二期」の人々に対する「第一期」の人々からの差別が生じることが考えられるが、坂本タクマはやむを得ずこれを黙認する。
しかし「第二期」の人々が数的優位を築くことは目に見えており、いざ合戦となれば苦しい立場に立たされるのはむしろ「第一期」の人々だ。
気を引き締めていただきたい。

2001/6/15

さて、そろそろ「第二期」の人々がやってきているのではないだろうか。
「第二期」とは何か、それがわからないあなたこそが「第二期」である可能性が高い。

ギガモト以前から坂本タクマを知っており、最近になって久しぶりに坂本タクマの名を目にしてギガモトにやって来た、という人もいるだろう。
そういう人を「第一期」と認定するかどうかは微妙だ。
ここではケースバイケースである、と述べるにとどめる。

坂本タクマがプレッシャーを感じているのではないか、と心配する「第一期」の人々がいるようだが、それはその人々こそがプレッシャーを感じているだけで坂本タクマはこれっぽっちもそんなものを感じていないことを明言しておく。
あるのは屈辱感のみだ。

2001/6/27