パチンコの場合ははデジタル化で大量の出玉が約束されたが、テレビにはまだそこまでの機能はない。
確変などもちろんなく、それどころか玉を出す機能すらないというのだからあきれかえるしかない。

2000/12/1

「組閣」とやらがあるたびに、ひょっとして自分も入閣してしまうのではないかと冷や冷やする。
今回は何とか回避できたようだが、いつ何時入閣させられるかわかったものではない。
入閣したら最後、フグやカニといった、毒や痛いハサミのある生き物を毎日毎日腹一杯食わされることになる。
これ以上の不幸はない。

これは、坂本タクマのような一角の人物だけが心配すればいいことではない。
自分がいない間に球技大会実行委員にされていた、というような経験がトラウマとなってそんなことを言うのだ、などとわかった風な口を利かないで欲しい。
入閣という災難は、テレフォンショッキングの順番が回ってくるのと並んで、現代日本の主要な恐怖のひとつなのだ。

2000/12/5

坂本タクマはパチンコ屋のイスが欲しい。

あれは非常によくできている。
長時間座っても疲れにくい。
坂本タクマの家の木のイスに座って痛くなった腰が、パチンコ屋のイスに一日中座っていたら治った。
なんでも万病に効くという噂だ。
パチンコ屋のイスでアル中が治った、毛が生えた、偏差値が上がった、好きなあの娘に告白された、など様々な報告がなされている。

シマの切れ目にある、床に固定されていないそのイスを、何とか持ち出せないものかと幾度となく試みたのだが、自動ドアが開くのを待っている間にどうしても捕まってしまう。
「ほかのお客様の迷惑になりますから、イスを持っていかないでください」と、ライターの火で瞼をあぶられる日々だ。

こうなったら買うしかないのかも知れない。
いったいどこで売っているのか。
どっかに捨ててないか。
情報を求む。

2000/12/11

「しばらくお待ちください」
というのを見なくなった。
テレビを見る楽しみがひとつ減った。
テレビ業界の進歩の方向は明らかに間違っている。

停電もなくなった。
これはありがたい。
風が吹いた、雪が降ったといやあ停電していたあのころなら、恐ろしくてコンピューターなど使う気にならなかっただろう。

というようなことを考えていたら、いきなり断水になった。
珍しい。
しょうがないのでポットのお湯で歯を磨いた。
熱くてうまくゆすげないので麦茶でゆすいだら口の中が変だ。

そもそも何が言いたかったかというと、ギガモト読者の諸君に「しばらくお待ちください」の喜びを坂本タクマからお贈りする、ということだ。

2000/12/16

今年も無事、例年通りクリスマスプレゼントをもらうことができた。
もちろん個数は１個だ。

もしかして１個は少ないなどとおっしゃるか。
誤解している人がいるかも知れないので説明しておくと、クリスマスプレゼントというものは通常、最高でも１個しかもらうことができない。
なぜならサンタ・クロースは一人しかいないからだ。

バレンタインデーというのは想像上の行事で、バレンタインチョコなどという物は実在しないわけだが、サンタ・クロースは実在する。
坂本タクマの家に毎年プレゼントを届けていることがその証拠だ。
ご希望とあらば、いつでもどなたにでもそのプレゼントをご覧に入れる。

ちなみに今年もらったのは60万年前の石器だ。

2000/12/25

2000年世界10大ニュース

1.『坂本タクマの絶対ギガモト』開設
2.坂本タクマ、2000回打法を考案
3.ギガモト、Yahoo!に登録される
4.坂本タクマ、花粉症を克服
5.坂本タクマ、ジーパンを購入
6.シドニーオリンピック開催
7.坂本タクマに年賀状9枚
8.坂本タクマの血液型はA型
9.坂本タクマ、2000円札を入手
10.坂本タクマ、2000円札を使用

まさしく世界が坂本タクマを中心に回った1年であった。

2000/12/31