開示2000年7月

雪印の社員諸君を慰める。

ボーナス大幅カットが確定的だって、別にいいじゃないか。
坂本タクマなんか、ただのいっぺんもボーナスなどもらったことはない。
会社がつぶれたっていいじゃないか。
坂本タクマなど、いくつ雑誌がつぶれるのに立ち会ったことか。

坂本タクマは毎日ヨーグルトを食っているぞ。
雪印のじゃないけど。

2000/7/5

 

就職活動に難儀している学生諸君に提案する。

面接で「尊敬する人物は?」と訊かれることがあったら、

「坂本タクマです」

と答えてみてはいかがだろう。
諸君は本当に坂本タクマを心の底から尊敬しているのだから、少なくとも嘘をつくことにはならないだろう。

なお、諸君が被るいかなる損害に対しても坂本タクマはいっさい補償しない。

2000/7/10

 

坂本タクマは最近、ボーナスをもらったフリをして贅沢三昧の生活をしている。

例えば、毎日アイスを食っている。
水ではなくポカリスエットを飲んでいる。

話は変わるが、ダイエット・コークは飲めば飲むほど痩せるということをご存じだろうか。
ちょうど減塩みそ汁を飲めば飲むほど体内の塩分が減るのと同じだ。

2000/7/17

 

坂本タクマは宝くじを買わない。
当たるわけがないからだ。

たとえ当たったとしてもそれで得られるのは究極のあぶく銭でありこの世でもっとも汚い種類の金だ。
パチンコ等で稼いだ尊い金とはまったく性質が違うのだ。

当選金額だって大したことはない。
1億使ってもまだ2億、などと言うが、5億使えば2億の赤字が出ることを決して忘れてはならない。

2000/7/21

 

坂本タクマはスイカに塩をかけない。
スイカに塩を振るとスイカがしょっぱくなるからだ。

一般にスイカに塩をかけると甘くなると言われているがちゃんちゃらおかしい。
塩のかかったスイカが甘いと感じたことなど一度としてない。
ましてや美味いとはとうてい感じられない。

食っている途中で甘くなくなる、ということは確かにある。
だからといって坂本タクマはあがいたりしない。
しょせんそのスイカはそこまでのヤツだったのだ、と割り切ってそのまま食い続けるだけだ。

スイカに直に塩をかけるくらいなら、漬け物でも食う方が実践的だろう。
ただそこまでしてスイカを食い続ける意味は余りない。
食い続けることが困難なほど甘くなくなったら潔く捨てる。
これこそ捨てる技術と言うものだ。

2000/7/30

 

坂本タクマは2000円札を手に入れた。
まだ見たことのない人のために坂本タクマがスケッチして差し上げた。

こんな感じだ。

本当ならスキャンした画像でお見せしたいところだが違法性が極めて高いので自重した。
ただ、ボクサーのパンチが凶器と見なされるのと同様、坂本タクマのスケッチも相当ヤバいものと思われる。
くれぐれも印刷して使用に及んだりしないよう警告する。

2000/7/31

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